パワハラ職員懲戒

パワハラ職員懲戒

パワーハラスメントとは、2001年に東京のコンサルティング会社クオレ・シー・キューブの代表取締役岡田康子とそのスタッフが創った和製英語である。セクハラ以外にも職場にはさまざまなハラスメントがあると考えた岡田らは、2001年12月から定期的に一般の労働者から相談を受け付け、その結果を調査・研究し、2003年に「パワーハラスメントとは、職権などのパワーを背景にして、本来業務の適正な範囲を超えて、継続的に人格や尊厳を侵害する言動を行い、就
労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与えると初めて定義づけた。

パワーハラスメント、「職場の権力(パワー)を利用した嫌がらせ」のことである。略称は「パワハラ」。

大津市は、市民部の課長級の男性職員(53)が部下を大声で叱るなどパワーハラスメントを繰り返したとして、同日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。また、管理不足として当時の上司だった市教委の次長級職員(58)を減給10分の1(1カ月)、市民部の部長級職員(58)を戒告処分とした。

市人事課によると、男性職員は昨年5月から今年3月にかけてほぼ毎日、約20人いる部下それぞれに対し、自らの机の前などに立たせたりして30分~2時間近く、仕事の進め方や書類の不備などを大声で指導、叱っていたという。4月には採用したばかりの臨時職員が起案した資料をくしゃくしゃに丸めてごみ箱に捨てたという。

市は昨年6月に事態を把握し、当時の上司らに指導を求めた。昨年12月にはハラスメント防止のチェックシートも作成したが、改善されなかったという。今後、ハラスメント防止の研修などを強化するという。