いじめ原因

いじめ原因

 

モラルの低下・混乱によるもの。1980年代中ごろに頻発したタイプで、被害者が偶発的に決定されるところに特徴がある。一種のモラル・パニックや集団ヒステリーといえる。

社会的偏見・差別による排除的なもの。上記のケースと比較するといじめの対象となった理由(特定の社会的属性を持っていたということ)は明瞭であり、差別意識自体を取り除く指導をすることがこの種のいじめの対策となる。

閉鎖的な集団内で特定の個人に対して発生するもの。教師など外部から実態が把握しにくいぶん、対策は難しくなる。

特定の個人への暴行・恐喝を反復するもの。上記のケースと違って、加害者と被害者の属するグループは異なる場合が多い。不良が下級生からカツアゲするといったものが典型的なもので、認知されやすい。

中学2年(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題を受け、被害者が通う中学校では、3年生の生徒が主体となり、全生徒でこの問題を議論しようと生徒総会の開催を企画している。「二度と同じことを繰り返したくない」。生徒らは開催に向けて、署名活動に奔走している。

同校は被害者が亡くなった翌日の6日、全生徒が参加する集会を開催。しかし、被害者が担任とやりとりしていた「生活記録ノート」で、いじめられていることや自殺をほのめかす記述があったことなどは知らされなかった。

「こんなに大きな問題が起こって、自分たちも無関心ではいられない」。3年生の男子生徒(14)は生徒総会の開催を企画した。「なぜ自殺したのか、なぜいじめのようなことが起きてしまったのか、どうすれば防げるのか、皆で話し合いたい」という気持ちが募ったという。

友人らに働きかけ、先週から3年生を中心に署名活動を始め、生徒会などにも働きかけた。現在、集まった署名数は約120筆。今週中にも校長宛てに提出する予定だ。

校長は「生徒が自らの問題として考えていることは喜ばしいこと。受け取った際は検討したい」と話した。