不倫予防ワクチン

不倫予防ワクチン

盆踊り

鎌倉時代以降、経済力や自治力を得た民衆により新奇な趣向が次々に考案され、江戸時代初頭には絶頂を極めることになる。江戸では7月に始まり連日踊り明かしながら10月にまで続いた。次第に盆踊りは性の解放のエネルギーと結びついていく。日本では性は神聖なものとされ、神社の祭礼を始めとし、念仏講、御詠歌講など世俗的宗教行事の中心に非日常的な聖なる性があるべきと考えられるようになり、盆踊りは性の開放エネルギーを原動力に性的色彩を帯びるようになる。明治時代にはしばしば風紀を乱すとして警察の取締りの対象となった。盆踊りは未婚の男女の出会いの場にとどまらず、既婚者らの一時的な肉体関係をもつきっかけの場をも提供していた。ざこ寝という、男女が一堂に泊まり込み乱交を行う風習も起こり、盆踊りとも結びつき広まり、ざこ寝堂はほとんど全国の農村には存在した。これは昭和時代に至っても続いていた。

古代から社会には不倫を予防するワクチンが存在していた。それは「盆踊り」「歌垣」「雑魚寝」といった形での乱交だ。年に数回、一定のルールや枠組みの中で制度化された婚外セックスを行う機会があったため、日常をリセットでき、結婚を破綻させるまでの不倫に発展しなかったという説があるのである。

現代にも同じように対象と回数を限定し、個人間の関係ではなくシステムの下で行う婚外セックスをする場を設けられれば、、デートクラブ、スワッピング、ポリアモリーと呼ばれる複数恋愛などを不倫予防ワクチンと考えることができるのかもしれない。
ある芸能人が「不倫は文化」と言って一時騒ぎになったが、本当のことを言っていたのかも知れない。