強制わいせつ罪

強制わいせつ罪

 

性犯罪の被害者は弱者です。

 

強制わいせつ容疑で私大生逮捕
マンション室内で住人の小学生の女児(9)の体を触るなどしたとして、警視庁捜査1課は18日、強制わいせつなどの疑いで、東京都杉並区下高井戸、私立大学生、容疑者(21)を逮捕した。捜査1課によると、容疑を認めている。

逮捕容疑は3月25日夕、新宿区内のマンションで、女児の腕を結束バンドで縛り、体を触るなどしたとしている。

捜査1課によると、容疑者は「水漏れしているので、ドアを開けてください」などと隣人を装って室内に侵入。直後に女児の姉が帰宅し、容疑者はそのまま逃走。女児にけがはなかった。周辺の防犯カメラの映像などから関与が浮上したという。
強制わいせつ罪
(1)強制わいせつ罪の類型

暴行または脅迫によって13歳以上の男女にわいせつな行為をした場合、強制わいせつ罪が成立します(刑法176条)。13歳未満の男女については、暴行または脅迫を用いなくても、わいせつな行為をしただけで強制わいせつ罪が成立します。

 

睡眠薬を飲ませ抵抗できなくした上でわいせつな行為をした場合も、強制わいせつとして扱われます。被害者の住居に侵入した上でわいせつな行為をした場合は、強制わいせつ罪と併せて住居侵入罪(刑法130条)も成立します。

 

 

(2)強制わいせつ罪の刑罰

6か月以上10年以下の懲役

 

 

(3)告訴の要否

強制わいせつ罪で起訴するためには被害者の告訴が必要です。ただし、2人以上の者が現場において共同して強制わいせつに及んだ場合、起訴するにあたって被害者の告訴は必要とされていません。

 

 

(4)強制わいせつ罪の関連犯罪
犯罪名  強制わいせつ致死傷罪(刑法181条1項)

適用対象  強制わいせつ罪または強制わいせつ未遂罪を犯し、よって人を死傷させた者

刑罰  無期または3年以上の懲役

強制わいせつ致死傷罪は被害者の告訴がなくても起訴することができます。