特殊詐欺

特殊詐欺 急増 地方の高齢者ターゲット 

先月まで被害1.9億円、前年の2倍超 地方の高齢者ターゲット 

 振り込め詐欺などの特殊詐欺被害が○○県内で急増している。先月末現在の被害額は前年同期比2倍超の約1億9000万円、件数は同10件増の38件。県警は手口の多様化などに加え、犯行グループが詐欺に対する「免疫」がない地方の高齢者をターゲットにしていることが要因と分析。警察に知り合いがいると伝える▽知らない番号には出ない 電話帳から名前を削除するなどの対応を呼び掛けている。

 ○○県警捜査2課によると、手口別の被害額は(1)金融商品などの取引名目が約6100万円(2)架空請求が約5700万円(3)オレオレ詐欺が約4300万円など。件数別では架空請求が11件と最多で、次いで融資保証金と金融商品などの取引名目が7件、オレオレ詐欺が6件だった。

 送金手段として、宅配便やレターパックを使わせる「送付型」が特に増加している。2012年は全体の14%だったが、13年は30・55%、今年は先月末時点で47%と半数近くを占める。

 ATM(現金自動受払機)のような送金の限度額がなく、発送まで他人の目に触れにくいため、「なかなか未然に防げない」(同課)のが現状という。

 

今月も○○市や○○町などで6件の被害があり、計約3000万円がだまし取られた。被害者はほとんどが70~80代の無職女性。高齢者が被害に遭うイメージが強いが、○○市では50代女性が被害に遭った。

 犯行グループは録音を嫌がるため、県警は高齢者に、電話に出ずに留守番電話を使い、折り返してかけることを勧めている。