ストーカー対策強化

ストーカー対策強化の直後 被害防げず

大阪府警「残念」―女性刺殺事件

大阪市平野区で飲食店従業員の○○○○さん(38)が、ストーカー行為を繰り返していた客の○○○○容疑者(57)に刺殺された事件は、大阪府警がストーカー対策を強化した直後に起きた。○○府警は告訴や避難を呼び掛けていたが未然に防ぐことはできず、○○府警幹部は「必要な措置を講じていたが残念だ」と話した。
○○府警は昨年から、ストーカー事件で「危険性判断チェック票」を導入。被害者の相談に基づき、危険度の高い順にA~Cの3段階に分け、対応している。今年春には容疑者の早期検挙などを目的に、対策本部の人員を拡充していた。
今回の事件で対応した松原署も、○○さんから最初に相談を受けた3月2日時点で、○○容疑者の脅迫めいたメールの内容から危険度を中程度の「B」と判断。生活安全課員のほか、凶悪事件を扱う刑事課員も加わり、井村さんに脅迫容疑などでの告訴や避難を要請していた。
しかし、○○さんが事件化を望まないことや、「家族がいるから避難できない」と話したことから、口頭注意や文書警告にとどめた。4月2日には、電話連絡した際に被害がないと回答があったため、危険度をより低い「C」に格下げ。規定に基づき月1回程度の定期的な確認連絡に切り替え、事件当日も被害を再確認する予定だった。
自分の身は自分守るこの当然のことを考えずにはいられない事件です。