離婚の進め方

離婚の進め方

協議離婚からスタート

「女性が離婚を決意したあと、配偶者と話し合いをし、協議離婚をされる方が多いです」

“協議離婚が成立した”とよく聞きますが、この“協議離婚”とは、夫婦間で話し合い、合意の上で離婚届に署名、押印をして役所に提出すれば成立するものです。できれば、“協議離婚”で穏便にことを進めたいものですね。

離婚協議書を公正証書で作ること

「離婚届を提出するだけでなく、離婚協議書を“公正証書”で作ることが大切です」と古谷さんは言います。

離婚協議書には、慰謝料や養育費の支払いに関する内容を記載しますが、それを必ず“公正証書”で作るのが大切とのこと。

協議離婚書を“公正証書”で作るメリットとしては、もし元配偶者から慰謝料や養育費の支払いがとどこおった場合、裁判所の判決などを待たないで、すぐに強制執行手続きにうつることができます。強制執行手続きに入ることで、元配偶者の給料差し押さえをすることができるのです。

離婚を考えられている方は、必ず離婚協議書を公正証書で作成するようにしましょう。

協議離婚が不成立なら家庭裁判所に調停申立

「もし協議離婚ができなかった場合は、家庭裁判所に調停の申立を行うことになります」

申立に必要な費用としては、収入印紙1,200円、連絡用の郵便切手代とのこと。意外と安くできるものですね。

家裁の調停案に納得できないときは裁判へ

「調停員は、双方の言い分を聞いて調停案を作成しますが、納得できなければ必ずしも納得しなくていいのです」

あくまでも案ですので納得がいかなければ、納得しなくていいとのこと。次のステップとしては、審判もしくは裁判を提起することになります。

離婚協議書を公正証書で作るのと作らないのとでは、金銭の支払い面で大きく差が出てきてしまいますので、必ず作るようにしたいものです。行政書士の先生など専門家や、市区町村の無料相談など、相談できるところは意外と身近にあるものです。1人で悩まず、困り事があったらご相談ください。