セクハラで男性教授解雇  

セクハラで男性教授解雇 

女子学生にキス、下着画像も 千葉大
千葉大は20日、女子学生に無理やりキスするセクハラ行為をしたとして教育学部の男性教授(54)を懲戒解雇にしたと発表した。男性教授は大学のハードディスクをセキュリティー対策をせずに持ち出し個人情報を流出させたとして、千葉大が同ハードディスクを調査したところ、女性用下着の画像を撮影、保管していたことも判明。一部はキスされた女子学生のものだった。千葉大は男性教授の名前を公表していない。

千葉大によると、男性教授は昨年8月、ネパールでの研究旅行に、「単位を取らせる」などと言って女子学生2人を同行。うち1人の女子学生に現地で無理やり3回キスをした。女子学生が帰国後、学部内のセクハラ相談員に「ビールを勧められ意識がもうろうとしている間にキスをされた」と訴えた。女子学生は県警に被害届を出した。

男性教授は昨年3月、大学のハードディスクを自宅に持ち帰り、学生名簿など延べ約4万7千人の個人情報がインターネットに流出させていたことが判明。同大の調査で、データの中から女性用下着の画像が見つかった。

画像は約50枚あり、過去数年にわたり学生とゼミ合宿などへ行った際に、かばんから勝手に取り出した下着を広げて撮影していたとみられる。キスをされた女子学生の下着も含まれていた。千葉大は画像問題の発覚後、男性教授を担当から外したうえで学生との接触を禁じていたが、研究旅行に女子学生を誘っていたという。

男性教授は大学の聴き取りに対し「酒は飲ませていない。学生を起こそうと思ったら顔が近づいただけ。下着の写真はネットから入手した」と話していたが、解雇処分を言い渡した際は「申し訳なかった」と述べたという。

20日に県庁で会見した安村勉理事は「学生の面倒見がいい教授と聞いていたので驚いているが、私どもの指導が甘かった。被害に遭った学生に申し訳ない」と謝罪。今後は綱紀粛正に努めるとしている。