いじめ認知件数 過去最多

いじめ認知件数 過去最多

いじめ認知19.8万件=過去最多、2.8倍に―12年度問題行動調査・文科省

 2012年度に全国の小中高校などが把握したいじめは前年度の2.8倍の19万8108件だったことが10日、文部科学省の問題行動調査で分かった。1985年の調査開始以来最多。同省は、大津市の中2男子自殺問題を受け教員らの意識が向上し、積極的に把握に努めたためと分析する一方、「これまでの認知に不十分な点があった」(児童生徒課)と話している。

 都道府県別では、最多の鹿児島が3万2167件(1000人当たり166.1件)、最少の佐賀が207件(同2.0件)。昨年11月公表の12年度上半期の緊急調査(全国で14万4054件)と同じく大きな開きが出た。同課は、調査手法の違いや事案の認識に差があったのが理由とみている。

 学年別では中1が14.9%で最も多く、小3~5と中2が11%前後で並んだ。いじめの97.3%は解消済みか一定の解消が図られたが、転校や退学も783件(0.4%)あった。

 態様別(複数回答)では「からかい、悪口や脅し文句」(64.3%)、「遊ぶふりをしてたたかれたり蹴られたりする」(21.4%)、「仲間外れや集団無視」(21.3%)が上位を占めた。項目ごとの割合は前年度と大きくは変わらず、パソコンや携帯電話を使ったいじめは0.3ポイント減の4.0%(7855件)だった。

 一方、自殺した小中高生は前年度より6人減って196人。うちいじめが要因に含まれるのは中学生5人、高校生1人の計6人だった。

不登校は小中で前年度比4769人減の11万2689人だったが、高校では同1303人増の5万7664人だった。 

 これは、文科省が積極的に把握しようとしたのと、各自治体もにいじめ把握の意識が出てきたためでしょう。しかしまだまだ表に出ていないいじめはあるでしょう。