「ストーカー対策研究会議」発足

「ストーカー対策研究会議」発足

 

警視庁は、2014年7月以降、女性からの相談を受け、小野里容疑者に2度口頭で警告していたが、ストーカー行為は止まらず、GPS発信機を使った行動監視が、見張り行為にあたると判断し、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。

後を絶たないストーカー被害。

警察が把握しただけでも、2013年は全国で、2万件を超えている。

「向こうの家族が、警察の警告が来たところで、加害者を怒鳴りつけてしまった。逆上して、そこから悪化していった。加害者の家族が、相談できる先があって、怒っちゃ駄目ですよと言っていたら変わったかもしれない」と話すのは、2012年11月に起きた、逗子ストーカー殺人事件で、元交際相手に殺害された三好梨絵さんの兄。

加害者の男は、事件前に、三好さんへの脅迫罪で有罪となっていたが、その後、ストーカー行為がさらにエスカレートし、殺人事件にまで発展した。

そうした被害を防ぐため、三好さんの兄や専門家は、「ストーカー対策研究会議」を発足。

加害者へのカウンセリングや治療などを通じて、ストーカー行為そのものを防いでいきたいとしている。

逗子ストーカー殺人事件被害者・三好梨絵さんの兄は「当初思っていたよりは根が深いというか、そう簡単に答えが出せるものではない。議論する場を作って、みんなで関心を持って、何が可能かという声を上げやすくしていくことが重要」と話した。