連続放火魔が発生しやすい季節です

連続放火魔が発生しやすい季節です

「火を見るのが怖い」という連続放火魔の発言に法廷内にいた全員が耳を疑った。大阪府東大阪市や八尾市などで平成24年8~10月、15回にわたって共同住宅などに放火し、現住建造物等放火などの罪に問われた男の裁判員裁判の公判が5月、大阪地裁で開かれた。放火では2人の尊い命が奪われ、建物被害は18棟に及んだが、男は身勝手な言い分に終始した。「火が怖いのに放火したのか」との裁判官の問いかけにも、「ドキドキしたから」と悪びれもせず言い放った。仕事をクビになり、暇つぶしに通いつめたパチスロで負けた鬱憤(うっぷん)を晴らす-。検察官をして「裁判員裁判開始以来、類をみないほど悪質」と言わしめた男に対し、地裁は求刑通り無期懲役を言い渡した。

「燃え広がる様子には興味ない」

「火事は静止画を見るだけでも怖い。だから現場からすぐ逃げた」

5月13日、大阪地裁の102号法廷。連続放火の罪に問われた大阪府八尾市の無職、永峰崇被告(43)は、検察側の質問に語気を強めた。

この日は罪状認否で永峰被告が全面的に起訴内容を認めた後、最初に放火した24年8月4日の事件が審理されていた。永峰被告は同日午後3時半ごろ、東大阪市の共同住宅「新稲葉荘」に侵入し、階段下にあった新聞紙にライターで火をつけた。住宅は半焼。住人女性2人が煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒で死亡した。

 

尼崎で連続不審火か マンション駐車場の車放火される

 

16日未明、兵庫県尼崎市内の住宅街でマンション駐車場に止めてあった乗用車などが燃える不審火が2件相次いだ。兵庫県警尼崎北署などは放火の可能性もあるとみて調べている。

同日午前2時20分ごろ、同市南武庫之荘のマンション駐車場で、乗用車が燃えているのを通行人の男性が発見し、110番。乗用車は全焼した

同日午前4時50分ごろ、マンションから約2キロ北の同市西立花町の集合住宅駐車場で、乗用車から火が出ているのを住人の男性が見つけた。乗用車は全焼。いずれもけが人はなかったという。