えん罪救済センター

えん罪救済センター

裁判証拠収集

無罪は被告人が罪を犯したと認められないこと,またはその旨の裁判。証拠上犯罪事実が認められない場合と,被告事件が犯罪を構成しない場合とがある (刑事訴訟法 336) 。被告人は無罪の推定を受けているから,犯罪事実が確実に立証されないかぎり,無罪を言い渡さなければならない。

有罪となった案件は、無罪と質ことは大変困難なことです。当然、当事者だけでは大変むつかしくなってきます。

立命館大に拠点発足

冤罪(えんざい)を訴える受刑者らの再審請求を支援する専門家組織「えん罪救済センター」が4月、立命館大学を拠点に発足する。有罪の決め手になったDNA型鑑定や、供述の信用性を大学教授らが再検証する米国のNPO「イノセンス・プロジェクト」の日本版。有罪を覆す新証拠を得るには膨大な時間や費用が必要で、弁護側がアクセスしやすい各種専門家間のネットワークづくりを目指す。

  鑑定、供述を再検証

センター設立の中心となるのは、立命館大の稲葉光行教授(情報学)ら約20人。稲葉教授は、冤罪を招いた2003年の鹿児島県議選を巡る公職選挙法違反事件の強要自白を分析したのがきっかけで、再審請求の支援に興味を持つようになった。稲葉教授は「誤判は必ず起こる。日本の司法には、原因の徹底究明で再発防止に努める制度がない」と話す。

他の設立メンバーは、シアトルでイノセンス・プロジェクトに関わっていた笹倉香奈・甲南大准教授(刑事訴訟法)、再審無罪になった足利事件で主任弁護人を務めた佐藤博史弁護士らで、今後、DNA型などの証拠の鑑定に詳しい専門家にも参加してもらう。日本弁護士連合会との連携も模索する予定で、持ち込まれた案件を支援できるか判断する基準の検討を進めている。既に10件の相談が寄せられている。